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7月の朝礼 何で算数を勉強するの?2 一筆書き

公開日
2026/07/04
更新日
2026/07/04

学校のようす

 7月1日(水)の朝行事は朝礼「なんで算数を勉強するのかな2」を行いました。今回校長の話で取り上げたのは「一筆書き」です。

一筆書きのルール

①一度書き始めたら、ふでを紙からはなさない

②同じ線を通ってはいけない

 一筆書きができる図形にはルールがあります。まず頂点に注目します。頂点に入る線が偶数の時は「入る」「出る」が対になるので、通過点(スタート点でもOK)として、無視することができます。大事なのは頂点に入る線が奇数の時です。これは「入る」「出る」が対にならないので、線が一本残ってしまうことになり、「始まり」または「終わり」の点になるしかありません。「始まり」「終わり」はそれぞれ一つずつですので、頂点に入る線が奇数の点は0個、まあは2個でなければなりません。

 上記のことをなるべく簡単な言葉で説明して、何問か一筆書きの問題に取り組んでもらいました。子どもたちはけっこう食いついてくれて、2年生の子も分かったことを発表してくれました。奇数点があるときは、奇数点から出発しなければならないのですが、自然とそのことが理解でき、ちょっと難しい図形も一筆書きできる子がけっこういました。

 一筆書きの問題は「ケーニヒスベルクの7つの橋」の問題としてよく数学の児童書に出てきます。ロシア(ろしあ)のケーニヒスベルクというまちは、4つの土地に7つの橋がかかっています。みんなは「7つの橋を一度だけ通って、もとの場所にもどれるか」という問題に取り組んでいました。スイスの数学博士「オイラー」は、一筆書きの考えを使って、それはできないことを証明しました。今でも携帯ネットワークや宅配便をよくするために使われています。

 算数は理論的に考えることを楽しむ学問です。計算間違いとか、やり方が分からないとかのハードルがあって、なかなか面白さが分からないのですが、できる・できないにこだわらないで考えて解決することを楽しむ時間として、リラックスして取り組んでくれたらと、校長として考えています。