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4年生 浄水場と清掃センターへ社会科見学

公開日
2025/06/24
更新日
2025/06/24

学校のようす



 今、4年生の子供たちは社会科で「水はどこから」と「ごみのゆくえ」を学習しています。6月24日(火)の午前中は、この学習を実際に確かめるために『元宿浄水場』と『清掃センター』へ見学に行きました。
 本宿浄水場に着くと、まず係の方からどうやって川の水をきれいにしているかの説明がありました。3人の男の子が実験に参加しました。川からくみ上げた汚れた水をペットボトルに入れ、PACと呼ばれる凝固剤を入れます。そして、30秒間激しく降って拡販します。その後、15秒間ゆっくり揺すってなじませます。汚れが沈殿するまで時間がかかるので、その間に施設見学に出発します。

 まず、取水口に行きます。ここで大きなゴミを取り除いて浄水場に水を導き入れます。その後、PACなどの薬を混ぜて、沈殿池に流し込みます。沈殿池を少しずつ進んでいくと汚れが沈んで水がだんだんと澄んでいきます。子どもたちはすごいなぁという表情で池を眺めます。最後に濾過槽で汚れを取り除きます。砂などを使った濾過槽で汚れを取り除いておいしい桐生の水の完成です。

 最初の場所に戻ると、さっきの実験のペットボトルの水が大分きれいになっています。子どもたちは驚きの声を上げて浄水場の仕事を学びました。そして、大事な桐生の水を大切に使っていこうという気持ちをもちました。

 次に新里町の清掃センターに移動しました。ここの勉強はだいたい済ませているので、教科書にあった巨大マシンを直に目にします。子どもたちの興味関心は6トンのゴミを一度に持ち上げるゴミクレーンに集中します。攪拌したり、焼却炉に入れたりいろいろな動きを見せるゴミクレーンの一挙一動に子どもたちは歓声を上げて見ています。写真の黄色い模型はゴミクレーンの大きさを示しています。清掃センターの係の人は子どもたちのためにこんな模型を作ってくれました。

 最後に、パッカー車が計量するはかりに載せてもらいました。4年生12人+αの重さは490kgだったようです。ゴミを下ろしてもう一度測ると何トンのゴミが持ち込まれたのかが一発で分かるわけですね。

 中学年の子は桐生市や群馬県の事を学んでいきます。いろいろな施設を直に見て、社会の仕組みについて学べるようにしていきたいと思います。