2月の読み聞かせ みみずくの会です
- 公開日
- 2025/02/18
- 更新日
- 2025/02/18
学校のようす
+3
2月18日(火)の朝活動は、みみずくの会による読み聞かせです。今日も5人のメンバーの方が集まってくれ、楽しいお話をしてくださいました。1,2年「ようかいじてん」、3年「いのちのはな」「おろしてください」、4年「しにがみ(三遊亭円朝)・助詞の話・まくらの話」、5年「オットー」、6年「ざぼんじいさんのかきのき」です。
今日は4年生のお父さんのYさんがいらして「しにがみ」を話してくださいました。『死神』は幕末~明治の落語家、初代三遊亭圓朝がグリム童話『死神の名付け親』をベースに作りました。そこから200年以上、多くの噺家さんによって親しまれています。落語を楽しむうえでは必ず知っておきたい古典落語らしいですよ。Yさんはユーモアを交えたり、急に迫力ある声を上げたりして、子どもたちを話に引き込んでいきます。Yさんは役者もしているので、ものすごい演技力です。
死神との約束で偽医者になった男は、死神を裏切って大金を手にします。これに怒った死神は男の寿命のろうそくを短くしてしまいます。命乞いをする男に新しいろうそくを差し出しまし、火を移すように命じます。死神の邪魔をかわしてやっと火を移した男は、ほっとため息をついてしまいます。その息で火は……。この終末はYさんのオリジナルですかね?また聴きたい、素晴らしい講談でした。