図書委員会 読み聞かせ③5年生編
- 公開日
- 2025/02/14
- 更新日
- 2025/02/14
学校のようす
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図書委員会の読み聞かせは、早くも3回目を迎えました。今回は5年生のAくんとTさんです。2人とも図書が大好きな5年生です。今日は30人くらいのお友達や先生が見に来ました。普段は活発なAくんも、なんか緊張しています。2人で心細そうですが、元気よく行ってみましょう。
今日のお話は「もったいない ばあさん」です。もったいないことしていると……「もったいなーい」と言って、もったいないばあさんがやってきます。食べ残しはもったいない!男の子の口のまわりに付いた米粒までも「もったいなーい」と舐め回してしまうのでした。歯を磨くとき、蛇口から水を出しっぱなしにしていると…「もったいない」と鬼のように怒りました。そんなこんなで、男の子僕はとうとう泣き出してしまうのでした。もったいないばあさんにとっては、涙を流すのさえも、もったいないことなのです。短くなった色鉛筆でさえ、赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑、青、紫——短くなった7色の色鉛筆を束ねて、セロハンテープで固定すると……虹色鉛筆の出来上がり。一見するとゴミのようなものであっても、まだまだ工夫して遊ぶのが、もったいないばあさん流の遊び方です。
選んだ本が良かったね、ナイス。謎のもったいないばあさんのおかげで、男の子は物を大切にすることを学びました。この前6年生はSDG'Sの勉強をしましたが、持続可能な世の中を作るキーワードは「もったいない」だと思います。でも、物が回らないと経済は……これから先、聞いているこの子どもたちでたくましく解決していってほしいと思います。
片付けが終わって、女の子に聞いてみました。「あんなに人がいて緊張したでしょ……」、「んーんっ」だそうです。これは、持続可能ですね。安心しました。