いじめ防止子ども会議でがんばった学級委員会の子
- 公開日
- 2025/01/20
- 更新日
- 2025/01/20
学校のようす
+2
いじめの防止については、「いじめはいけないよ」や「相手の気持ちを考えてごらん」と定期的に話していくことも大切ですが、児童主体の活動の中でいじめを許してはいけないという意識と態度を育てることが大切であるといわれています。桐生市では毎年「いじめ防止子ども会議」を開いて他の学校の児童と交流し、どんな活動をしているのかを知ることによって自分の学校の取り組みに生かすという会議を行っています。令和6年度のテーマは「安心してこころのSOSを出したり、受け止めたりできるような、互いに支え合う人間関係を築くために、私たちにできること」で、本校からは学級委員会の児童が参加してくれました。北小学校はCグループで、南小、(桐生)北小、広沢小、桜木小、天沼小が参加していました。他校も児童会や6年生の代表が参加しているようでした。
さて、最初は各学校の参加者の自己紹介と、学校紹介の○×クイズを出しました。南小から順に自己紹介とクイズを出していきます。参加者の緊張もマックスになっていきます。いよいよ北小の番になりました。いざクイズを出そうというときにスライドの画面共有が上手くいかず、より緊張度がアップ。もう待てないというとき、さすが6年生の男の子。さっと切り替えてアナウンスで問題を出してくれました。問題は「わたしたちの新里北小学校の『ぽかぽか言葉』ランキングベスト3は『いっしょに遊ぼ・ありがとう・すごいね』です。新里北小の『ぽかぽか言葉』ランキング第1位は『ありがとう』である。◯か✕か。」です。正解は○、ということで、無事最初のコーナーを乗り切りました。でも、担当の先生と校長は大慌て。急いでタブレットを開いて、画面共有の仕方を確認します。
休憩をはさんで、テーマについての協議に入ります。司会の先生からは、①困ったときに「こころのSOS」 が出せない人は、なぜ出せないのでしょうか。②互いに支えあう人間関係を築くために私たちにできることは何でしょうか。について意見を言うように指示がありました。20分くらい北小内で話し合った結果、①は「人に迷惑をかけたくないからだと思います。」②については「進んで世間話をすると心が通じ合って、互いに支えあう人間関係が築けると思います。あと、挨拶はきちんとしたほうが良いと思います。」と考えを発表しました。
約2時間に渡る会議でしたが、北小らしい発表と協議ができたので良かったと思います。今後は、今日の内容を全校朝会などで発表しつつ、北小のいじめ防止活動を子どもたち主体で進めていくことになります。がんばりましょう。