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校外学習3年 古い町並みがつづく桐生市中心部の見学

公開日
2025/10/25
更新日
2025/10/25

学校のようす

 3年生は社会科や総合的な学習で桐生市の学習を行っています。新里町は市の中心部から少し離れているので、伝統的な桐生織や市中心部の古い街並みに触れる機会は少ないかもしれません。そこで、10月23日(木)は社会科見学で桐生市の中心部に向かいました。

 まず訪れたのは、「織物参考館『紫(ゆかり)』です。桐生織の学習ができるように、元森秀織物さんの一部の工場をリフォームして博物館になっています。のこぎり屋根が特徴のレトロな工場です。ここでは、ビデオで学習した後、手織りの織機から全自動の織機まで展示してある会場を見学しました。数人の子が織物体験をしました。ここでのメインイベントは藍染め体験です。事前に輪ゴムで絞りを付けてきたハンカチを瓶に入った染液で染めます。「瓶に落っこちるなよ~」と何度も担任の先生から言われてきましたので、みんな慎重にに染めます。広げてみると個性豊かな藍染めハンカチができあがりました。

 続いて、桐生天満宮から矢島園さんまでの重要伝統的建造物群保存地区を歩きました。有鄰館では館長さんが8問ほどクイズを出して説明してくれました。けっこう難問で、苦戦していました。また、ここで昼食を摂りました。

 最後は大川美術館の見学です。この期間は「桐生のアーティスト2025 KIRYU Fantasia 桐生幻想曲」ということで、桐生にゆかりのあるアーティストの企画展が行われていました。まずは学芸員さんに絵画の見方を教えてもらいました。「気に入った絵をじっくり見ると良いですよ」、そして班ごとに自分の好きな作品探しに出かけます。「写真を撮っても良いですよ」と学芸員さんに言われたので、遠巻きに様子を撮してみました。ささっと進んでしまうと思ったら、子どもたちはけっこうじっくりと作品を見つめていました。コンパクトですが、良質なアートに触れられる施設があるというのは、桐生も捨てたもんではありませんね。