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6年 SDGsの授業

公開日
2025/01/15
更新日
2025/01/15

学校のようす

続可能な開発目標(SDGs)が提唱されています。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、現代社会には直面するグローバルな諸課題が山積しています。SDGsの目標は相互に関連しており、誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが重要と言われています。
小学校の学習課程がまとまりつつる6年生が、1月10日(金)1,2校時にミツバソリューションズのエンジニアの方を講師としてSDGsの授業を行ったので紹介します(たいへん残念なのですが、出張で見られなかったので理科の先生から聞いた内容ですのでチョット違っていたらごめんなさい...)。
まず、講師の方による、SDGsの17の目標について説明がありました。
次に、世界の活動を簡単に模したゲームに取り組みます。子どもたちには各自4つくらいのプロジェクトが与えられ、それを達成するためにお金カードと時間カードを使って遂行します。先生のところへ行ったり、友だちとカードを交換したりしながら与えられたプロジェクトを進めます。プロジェクトを進めると同時に黒板に貼られた「世界の状況メーター」【経済】【環境】【社会】も増減させなければなりません。するとどうでしょう、個人でプロジェクトを進めていくと、【経済】はどんどん増えていきますが、【環境】【社会】は増えません、というか減ってしまいます。人類が個別に活動をすると【環境】は悪化し、【社会】はそれほど発展しないことがわかります。そこで、後半は【環境】【社会】のセグメントを保つように、話し合いを持ちながら後半のゲームを進めます。今度は【環境】【社会】を増加させようとする目標ができたので、徐々に改善されていきます。おそらくこんな感じで、子どもたちは「個別の社会活動だけでなく、世界が協力して問題を解決しながら持続的な社会活動を行っていく必要がある」ということを学びました。
講師の方からは、他にもスナック菓子生産による森林減少、カカオ農園の労働環境改善、企業の脱プラスチック活動など、グローバルな話も聞かせていただきました。
良い感想があったので、紹介します。みんなで気付いて今の平和で豊かな社会が持続するようにしていきたいものです。

○前半にお金のことしか考えていなくて(環境・社会がのびなかった)、でも、後半にみんなと協力できて社会が1→9まで増えて良かった。
○経済ばっかり増えているときに「だれかがやる」と思っているのか、いいものをもらえるものをやっていた。でも、みんながそう思っていたら(SDGsは)一向に進まない。だから、「誰かが」じゃなくて「自分たちが」やらなければいけないと思います。あと、後回しも良くないと思います。